KASE Revolution Ringレビュー|フィルター沼に効く「ワンタッチ交換」という発想

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最終更新日: 2026年09月09日

レンズごとにフィルター径がバラバラで、67mm用・77mm用と何枚もNDフィルターを買い直した経験がある人は少なくないはずだ。写真家のIlko Allexandroffさんが動画で取り上げたKASE Revolution Ringは、その悩みに正面から答える製品だった。1つのマグネットフィルターを複数のレンズで使い回せるという発想がYouTube上で紹介され、コメント欄でも「これは便利」という声が見られた。

目次

KASE Revolution Ringとは、フィルター沼を終わらせる新発想のアダプター

KASE Revolution Ringは、レンズの前面に取り付けるマグネット式のアダプターリングだ。67mm・72mm・77mm・82mmという主要な4サイズのフィルター径に対応しており、リングの上下にあるラッチを内側に押し込んでスライド式のツメを縮め、レンズ前面のネジ山に引っ掛けてから密着させ、ラッチを離してロックするという着脱方式を採用している。4点ロック方式のため、フィルターを重ね付けした状態でも片手で着脱できるのが特徴として紹介されている。

最大のメリットは、フィルター径が異なる複数のレンズを持っていても、マグネットフィルター側は1セットだけ用意すればよいという点だ。標準ズームと望遠ズームでフィルター径が違うために同じNDフィルターを2枚買っていた、という人にとっては単純にコストと荷物を減らせる。またKASE Revolution Ringはアルミ製の薄型・インレイ構造を採用しており、リング自体がレンズ前面に沈み込むように収まることで、フィルターを重ねてもレンズ側のケラレ(画面四隅が暗くなる現象)を抑えやすい設計になっているという。

KASE Revolution Ringの基礎スペック

項目内容
対応フィルター径67mm / 72mm / 77mm / 82mm
本体素材アルミニウム
固定方式スライド式ツメによる4点ロック(片手で着脱可能)
構造上の特徴薄型インレイ構造でケラレを抑制

国内の量販店ページではまだ「Revolution Ring」単体の掲載が少なく、詳しいサイズ展開や付属品はKASE公式サイトの製品ページで確認するのが確実だ。

こうしたフィルター径の悩みは、明るい標準ズームレンズほど付きまとう。以前紹介したSAMYANG Schneider AF 24-60mm F2.8のレビューのように、レンズごとに前玉径が異なる製品は多く、複数本を持ち替える人ほどKASE Revolution Ringの恩恵は大きいはずだ。Hasselblad XCD 2,5/90Vのレビューで触れたような中望遠レンズも含め、レンズを買い足すたびにフィルターも買い直すという運用から抜け出せる可能性がある。

YouTubeで話題に

KASE Revolution Ringのレビュー・評判をチェック

海外の作例レビューでは、価格に対して作りがしっかりしており質感も良いという声が多く見られた。薄型設計のおかげでリングを付けたままでもネジ込み式フィルターや非マグネット式のレンズキャップを重ねて装着できる、という使い勝手の良さも評価されている。

一方で気になる点も指摘されている。マグネットの磁力が強く、フィルター自体も薄いため、レンズフードを装着した状態だとフィルターを外しにくい、あるいは外せないケースがあるという。フードを先に外してからでないとフィルター交換ができない場面もあるようで、動画を撮りながらの現場でとっさに着脱したい人は、この点を踏まえておいた方が良さそうだ。

類似商品と比較、KASE Wolverineとの違い

比較項目KASE Revolution RingKASE Wolverine(従来モデル)
リング形状薄型のインレイ構造でケラレに強い標準的な厚みの構造
前面キャップ対応前枠がネジ切りされ、通常のはめ込み式レンズキャップも使用可非対応
フィルターの識別カラーコード表示あり(種類ごとに枠色が異なる)カラーコード表示なし

KASEにはRevolution Ringより先に展開されていたWolverineシリーズがあるが、Revolution Ringは口径をさらに薄くした新設計で、レンズキャップとの併用やケラレ耐性で改良が加えられている。海外のフォーラムでは、Wolverine用の太いリングは新しい薄型インレイ規格には物理的に取り付けられないという指摘もあり、これから揃えるなら基本的にRevolution Ringで統一した方がシンプルそうだ。

こんな方におすすめ・不向き

こんな方におすすめ

  • フィルター径の異なる複数レンズを持ち替えて撮影する人
  • NDフィルターやPLフィルターの脱着をロケ先で頻繁に行う人
  • フィルター一式を買い直すコストを抑えたい人

⚠️ こんな方には不向き

  • レンズフードを付けたまま素早くフィルター交換したい人
  • 手持ちのフィルターが67〜82mmの対応径から外れる人
  • マグネット式より単純なネジ込み式で十分という人

KASE Revolution Ringの価格をチェック

楽天市場を確認したところ、Revolution Ring本体そのものではなく、対応するNDフィルター単品やサイズ違いのアダプターキットがヒットする状態で、Revolution Ring本体の価格を断定できる出品は見つからなかった。取り扱い店舗や価格は変動するため、購入を検討する場合は下記のリンクから最新の価格・在庫状況を確認してほしい。

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よくある質問

Q. KASE Revolution Ringはどのレンズでも使えますか?

前面フィルター径が67mm・72mm・77mm・82mmのいずれかに対応するレンズ向けのアダプターです。対応径から外れるレンズには装着できないため、事前に自分のレンズのフィルター径を確認しておく必要があります。

Q. KASE WolverineシリーズのフィルターはRevolution Ringに流用できますか?

海外のフォーラムでは、Wolverine用の太いリングは新しいRevolution Ring(薄型インレイ規格)には物理的に取り付けられないと指摘されています。互換性に不安がある場合は公式サイトで対応関係を確認するのが安全です。

Q. レンズフードを付けたままフィルター交換はできますか?

レビューでは、マグネットの磁力が強くフィルターが薄いため、フードを装着したままだと外しにくい、または外せない場合があると報告されています。フードを外してから交換する運用が基本になりそうです。

まとめ

フィルター径ごとに買い直す手間をなくすという発想自体はシンプルだが、実際に複数のレンズを使い分ける人にとっては地味に効いてくる改善だと感じる。ケラレを抑える薄型設計やロック機構など、細部の作り込みも含めてよく考えられた製品という印象を受けた。フードとの相性など運用面の注意点はあるものの、レンズを何本も持つ人ほど検討する価値がありそうだ。

本記事はYouTube上で紹介された内容をもとに作成した参考情報です。価格・在庫状況は変動するため、購入前に必ず販売ページで最新情報をご確認ください。

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