ElimKeys Elytraレビュー|「分割キーボード沼」入門にちょうどいい理由

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最終更新日: 2026年09月09日

分割キーボードに興味はあるけれど、自作キットのはんだ付けや設定はハードルが高い、という人は多いのではないだろうか。ガジェット系チャンネル「クラフトデイズ」が動画で紹介したElimKeys Elytraは、完成品として届いてすぐ使える無線分割キーボードだ。アルミ削り出しの薄型ボディと軽さが動画内で強調されており、「いつものレイアウトのまま分割に移行できる」という使いやすさが紹介のポイントになっていた。

目次

ElimKeys Elytraとは、ロープロファイル×分割という組み合わせ

ElimKeys Elytraは、63キーのロースタッガード配列を採用した左右分割式のワイヤレスキーボードだ。CNC削り出しのアルミケースを使いながら本体重量は約420g、最薄部は11.8mmに抑えられており、分割キーボードにありがちな「かさばる」印象を持たせない設計になっている。ロースタッガード配列は一般的なキーボードに近い横方向のズレを保っているため、フルキーボードから移行しても指の動きに違和感が出にくいという点が動画でも触れられていた。

スイッチはKailhと共同開発したロープロファイル用のホットスワップ対応スイッチを採用しており、リニアタイプの「CloudShell White」と、静音リニアの「JZF Mist」から選べる。ロープロファイルは薄型ノートPCのキーボードのような軽いタッチになりがちだが、Elytraは薄さを保ちながらもしっかりした打鍵感を狙って専用スイッチを開発した、という説明がされている。ホットスワップ対応なので、後からスイッチだけ好みのものに交換できるのも自作キーボード的な楽しみ方ができるポイントだ。

接続面では、デフォルトはUSB優先で動作するが、キー設定ツール「Vial」のUserタブから「Switch Output」キーを割り当てることで、Bluetooth優先の動作に切り替えられる。この状態でUSBケーブルを挿していても、ケーブルは充電専用になりキー入力はBluetooth経由で送信される仕組みだ。有線の安定性と無線の取り回しの良さを、1台で状況に応じて使い分けられるのは地味に便利な設計だと感じる。

ElimKeys Elytraの基礎スペック

項目内容
配列63キー ロースタッガード配列(左右分割)
本体重量約420g
最薄部の厚み11.8mm
ケース素材CNC削り出しアルミニウム
スイッチロープロファイル・ホットスワップ対応(CloudShell White/JZF Mistから選択)
キーマップVialに対応、Userタブから接続切り替え・リマップが可能
充電5V/1A入力、USBポートからの充電を推奨

本体のほかに、傾斜をつけられるテンティングキットやパームレスト、キーキャップセットなどもオプションで用意されている。詳しい仕様やオプション構成はElimKeys公式サイトのElytra製品ページで確認できる。

同じくクラフトデイズさんは、以前beak noteのレビューでもデスク周りのガジェットを取り上げていた。分割キーボードとあわせてデスク環境を見直したい人は参考になりそうだ。また、クラウドファンディングで話題になった無線キーボードとしては、以前紹介したKeychron Orca echoの記事もあり、支援額の規模やコンセプトの違いを比べてみるのも面白い。

YouTubeで話題に

ElimKeys Elytraのレビュー・評判をチェック

国内のレビューブログでは、初めて分割キーボードに触れる人でも使いやすいという評価が見られ、ロースタッガード配列のおかげで移行の違和感が少ないという声が紹介されている。テンティングキットやパームレストを追加した装着レビューも公開されており、アクセサリーで自分好みの角度・高さに調整できる拡張性も好意的に受け止められているようだ。

一方で、Bluetooth接続については「少し気になる」という指摘をしているユーザーもおり、無線接続時の安定性やレイテンシーを気にする人は、実機レビュー動画で挙動を確認してから判断した方が良さそうだ。USB優先がデフォルトという仕様も、無線メインで使いたい人は事前にVialでの切り替え設定が必要になる点を覚えておきたい。

類似商品と比較、Keychron Q11との違い

分割キーボードの選択肢としては、Keychron製の分割キーボード「Q11」がよく比較対象に挙がる。Q11はCNC削り出しのフルアルミボディでQMK/VIAによる細かなカスタマイズ性を売りにしており、上位モデルの「Q11 Ultra 8K」では左右間を2.4GHzワイヤレスで同期する仕様も追加された。ただし価格は分割キーボードの中でも上位クラスで、本体もElytraよりずっしりした重量級だ。一方のElimKeys Elytraは約420gという軽さとロープロファイルによる薄さを軸にしており、「とにかく本格的にカスタマイズしたい」というよりは「分割キーボードを気軽に、持ち運びも視野に入れて試したい」という人に向いている立ち位置と言えそうだ。

こんな方におすすめ・不向き

こんな方におすすめ

  • 分割キーボードに初めて挑戦したいけれど、自作キットのはんだ付けは避けたい人
  • 軽さ・薄さを重視して持ち運びも検討したい人
  • いつも通りに近いキー配列のまま無線分割に移行したい人

⚠️ こんな方には不向き

  • QMK/VIAでの本格的なカスタマイズを重視する人
  • とにかく重量級のしっかりしたボディ感を求める人
  • 有線接続をメインに、無線切り替えの設定手間をかけたくない人

ElimKeys Elytraの価格をチェック

公式サイトによると、ElimKeys Elytra本体の通常価格は249.00ドル、プレオーダー特典適用時は20%オフの199.20ドルとされている(為替レートにより日本円換算額は変動する)。テンティングキットが49ドル、キーキャップセットが49ドル、パームレストが39ドルとオプション展開もされている。楽天市場では今のところ本体の取り扱いを確認できなかったため、国内での購入を検討する場合は下記のリンクから最新の価格・在庫状況を確認してほしい。

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よくある質問

Q. ElimKeys Elytraはキットではなく完成品ですか?

はい、はんだ付けなど自作の工程は不要な完成品として販売されており、届いてすぐに使い始められるタイプの分割キーボードです。

Q. Bluetoothとの有線接続はどちらがメインになりますか?

初期設定ではUSB優先で動作します。Vialの設定画面から「Switch Output」キーを割り当てることでBluetooth優先に切り替えられ、その状態ではUSBケーブルは充電専用として機能します。

Q. スイッチは自分で交換できますか?

ロープロファイル用のホットスワップソケットに対応しているため、対応スイッチであれば購入後に好みのものへ交換できます。標準ではリニアの「CloudShell White」と静音リニアの「JZF Mist」が選べます。

まとめ

分割キーボードというと「自作沼」の入り口というイメージを持つ人も多いかもしれないが、ElimKeys Elytraは完成品として届いてすぐ使えるという点で、間口を広げてくれる製品だと感じる。ロープロファイルならではの軽快さと420gという軽さを両立させつつ、ホットスワップやVialでのカスタマイズ余地も残しているバランス感が、動画で紹介された「使いやすさ」の正体なのだろう。まずは実機レビュー動画で打鍵感や接続の挙動を確認してから、自分の作業スタイルに合うか見極めるのがよさそうだ。

本記事はYouTube上で紹介された内容をもとに作成した参考情報です。価格・在庫状況は変動するため、購入前に必ず販売ページで最新情報をご確認ください。

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