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最終更新日: 2026年10月19日
65万円のウォークマン、と聞いて最初に思うのは「高すぎでは」という感想かもしれない。だが実際にソニーが2026年10月16日に発表した新フラグシップ「NW-WM1ZM3」の価格を見ると、この数字は冗談ではなかった。イヤホン・ヘッドホン専門店eイヤホンのYouTubeチャンネルでも、人気機種との比較動画でさっそく取り上げられている。前モデルからどれだけ値上がりしたのか、何が変わったのかを整理しておきたい。
NW-WM1ZM3とは|ウォークマン「シグネチャーシリーズ」最新機
NW-WM1ZM3は、2022年発売の「NW-WM1ZM2」の後継にあたる、ウォークマンの最上位ライン「シグネチャーシリーズ」の新フラグシップだ。音質にこだわりたいユーザーへの訴求が強い機種で、ソニーは「ウォークマン史上最高音質」を掲げている。筐体には高純度の無酸素銅を使い、その上に99.99%純度の金メッキを施すという、素材から音質を作り込む設計だ。固体高分子コンデンサーは前モデルの1基から2基に増量され、低音の力強さや音場の広がりを狙っているという。クロックには金蒸着の低位相ノイズ水晶発振器を採用し、内部配線には高級オーディオケーブルで知られるキンバーケーブルを使用。アンプはフルデジタルアンプ「S-Master HX」を継承しつつ、新たに先読み型ノイズシェーパーという機能が加わった。スペック表の数字だけでは伝わりづらいが、電源周り・配線・筐体まで一貫して「音の土台」を固めにいった機種、という印象を受ける。
NW-WM1ZM3の基礎スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年11月27日(国内) |
| 価格 | ソニーストア想定価格654,500円(税込)。100台限定パッケージは679,800円 |
| 内蔵メモリ | 256GB |
| アンプ | フルデジタルアンプ「S-Master HX」(先読み型ノイズシェーパー新搭載) |
| 再生時間 | バランス接続・96kHz FLAC再生で最大33時間(ミュージックプレーヤーアプリ使用時) |
| ディスプレイ | 5.5インチタッチディスプレイ |
詳細スペックはソニー公式のNW-WM1ZM3製品ページで確認できる。
NW-WM1ZM3の価格は前モデルから6割増
前モデルのNW-WM1ZM2は2022年3月発売で、ソニーストアの価格は396,000円(税込)だった。今回のNW-WM1ZM3は654,500円(税込)で、単純計算で約65%の値上がりになる。もちろん円安や部材コストの上昇といった事情も影響しているとは思うが、4年で6割以上の値上がりは、フラグシップ機としてもかなり大きい変化だ。内蔵メモリは256GBで前モデルから容量こそ変わっていないようなので、今回の値上がり分は主にコンデンサーの増量や配線材、筐体の加工精度といった「音質に直結する部材・工程」に投じられている、という見立てになりそうだ。正直なところ、ここまでの価格差になると「前モデルで十分」と考えるユーザーも一定数出てくるのではないかと感じる。
YouTubeで話題に
- 【ハイエンド編】最新ウォークマンが遂に登場!「SONY NW-WM1ZM3」を人気機種と比較!【60万円級】(イヤホン・ヘッドホン専門店 eイヤホン)
NW-WM1ZM3の評判をチェック|発表直後の評論家評価
発表直後のため、一般ユーザーのレビューはまだほとんど出ていない。ただオーディオ評論家の野村ケンジ氏による速攻レビューでは、兄弟機の「NW-WM1AM3」との外観・機能の共通点に触れつつ、無酸素銅のリアシャーシなど素材面での違いを指摘した上で「驚くべき仕上がり」と評価している。実際に音質がどれだけ変わったのかは、今後の詳細レビューや試聴レポートを待つ必要がありそうだ。発表時点での印象としては、価格相応の作り込みを感じさせる一方、ここまでの投資をするかどうかはやはり「音質にどこまでお金をかけられるか」という個人の価値観に左右される部分が大きいと思う。
類似商品と比較|Astell&Kern SP3000との価格差
60万円級のDAP(デジタルオーディオプレーヤー)というジャンルでは、韓国Astell&Kernの「A&ultima SP3000」も代表的な存在だ。2022年10月発売で、発売時価格は659,980円(税込)。カラーはブラックとシルバーの2色展開だった。価格帯としてはNW-WM1ZM3の654,500円とほぼ同水準で、このクラスでは「60万円台」がフラグシップ機の一つの基準になっていることがうかがえる。ブランドごとの音の方向性は大きく異なるとされているため、どちらが優れているというより、普段使っているヘッドホン・イヤホンの傾向やこれまで慣れてきた音の好みで選ぶのが現実的だろう。
NW-WM1ZM3はこんな方におすすめ/不向き
✅ こんな方におすすめ
- 据え置き機並みの音質をポータブルで追求したいオーディオファン
- 前モデルNW-WM1ZM2から買い替えを検討している既存ユーザー
- キンバーケーブルや無酸素銅筐体など、素材から音を作り込む設計に魅力を感じる人
⚠️ こんな方には不向き
- 予算を数万円〜10万円台に収めたい人(この価格帯ならミドルクラスのDAPの方が合う)
- 前モデルNW-WM1ZM2の音質に大きな不満がない人(値上がり分に見合うかは個人差が大きい)
- 発表直後のため、まだ実機レビューを確認してから判断したい人
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参考価格:¥654,500〜(家電ライダー)
※価格は変動する場合があります。購入前に販売ページでご確認ください。
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発売前予約・価格の動きもあわせて確認したい
ソニー製のポータブルオーディオ機器としては、以前紹介したソニーIER-M500のレビューもハイエンド有線イヤホン側からの参考になる。また、今回の情報を伝えたeイヤホンのYouTubeチャンネルは、以前ポタフェス2026の新製品3選も紹介しており、同チャンネルの他の紹介機種と見比べてみるのも面白い。
よくある質問
Q. NW-WM1ZM3の価格はいくらですか?
ソニーストアの想定価格は654,500円(税込)。100台限定のソニーストア限定パッケージは679,800円で、抽選応募が行われている。
Q. NW-WM1ZM3とNW-WM1ZM2の違いは何ですか?
固体高分子コンデンサーが1基から2基に増量され、クロックやアンプにも改良が加わっている。価格は396,000円から654,500円へと約65%上昇した。
Q. NW-WM1ZM3はいつ発売されますか?
国内では2026年11月27日発売予定。米国では2027年1月、欧州では2026年11月の発売が報じられている。
まとめ
NW-WM1ZM3は、価格だけ見れば一般的な感覚からはかけ離れた一台だ。だが筐体の素材からコンデンサー、配線材まで一貫して音質に投資している姿勢を見ると、値上がりにも相応の理由があるのだろうとは思う。とはいえ65万円という金額は、よほど音質に強いこだわりがなければ踏み切りづらい領域でもある。発表直後の今は、まずは詳細な試聴レビューが出てくるのを待ちつつ、前モデルとの違いをじっくり見極めてから判断したい。
本記事はYouTube上で紹介された内容をもとに作成した参考情報です。価格・在庫状況は変動するため、購入前に必ず販売ページで最新情報をご確認ください。




