Audio-Technica ATH-AL5NCレビュー|矛盾した開放型ノイキャンを聴く

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。紹介する商品のご購入により、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。

最終更新日: 2026年09月19日

「開放型なのにノイズキャンセリング」——この組み合わせ、実は結構な矛盾をはらんでいる。ノイキャンは本来、耳を密閉してノイズを遮断する密閉型(クローズド型)ヘッドホンと相性がいい技術で、外の音を積極的に取り込む開放型とは真逆の発想に近い。その矛盾に正面から挑んだのが、オーディオテクニカが2026年9月18日に発売した「ATH-AL5NC」だ。イヤホン・ヘッドホン専門店「eイヤホン」の公式YouTubeチャンネルが2本の動画で取り上げ、「【矛盾】開放型ワイヤレスでノイキャン搭載!」というタイトルで性能を検証している。

Audio-Technica ATH-AL5NC
Audio-Technica ATH-AL5NC(画像:楽天市場より)
目次

ATH-AL5NCとは|開放型にノイキャンを搭載した「第3の選択肢」

ATH-AL5NCは、音が外に抜けていく開放型(オープンバック)の自然な聴こえ方を保ったまま、エアコンの動作音や走行ノイズといった低〜中音域の生活ノイズだけを選択的に低減するアクティブノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスヘッドホンだ。密閉型ANCのように周囲の音を強く遮断するのではなく、「必要な音には自然に気付けるけれど、不要な雑音は減っている」という、開放感を残したままの静けさを狙っている。ここで注意したいのは、このノイキャンは会話や大きな環境音まで大きく遮る密閉型ANCとは目的が異なる点だ。「無音に近い静寂」を求めて選ぶと、期待とズレる可能性がある。強度は環境に応じて切り替えられるほか、周囲の騒音レベルに応じて自動でノイキャンの効き方を強めるスタンドアローンモードも備えている。開放型ゆえの音漏れについては、専用アプリの「音漏れ抑制モード」で軽減できるが、完全に音漏れを防ぐものではなく、使用時は音の聞こえ方が通常時と変化する点も把握しておきたい。

ATH-AL5NCの基礎スペック

項目内容
型式開放型(オープンバック)ワイヤレスヘッドホン、ANC搭載
ドライバー口径53mm
対応コーデックLDAC
バッテリー持続時間最大約75時間(ANCオフ)/最大約50時間(ANCオン)
音量調節64段階
接続方式ワイヤレス/有線(有線接続時もANC使用可)
重量約240g
発売日2026年9月18日
価格39,600円(税込)

オーディオテクニカ公式サイトで詳細を見る:ATH-AL5NC製品ページ

YouTubeで話題に

ATH-AL5NCのレビュー・評判をチェック

オーディオ専門メディアPhile-webの速攻レビューでは、開放型ならではの自然な鳴り方を保ちながら不要なノイズだけを減らすという新提案に対し、評論家からも好意的な評価が寄せられている。装着感についても、本体の軽さに加えて側圧の低さ・通気性の良さが評価されており、長時間つけていても蒸れにくく心地よいという声が目立った。一方で気になる点として挙げられているのが音漏れだ。音漏れ抑制モードは搭載しているものの、開放型という構造上どうしても一定の音漏れは避けられず、レビューの中には「小さいスピーカーのように音が漏れる」という率直な指摘もあった。電車やカフェなど周囲に人がいる環境での使用には、ある程度の割り切りが必要になりそうだ。

オーディオテクニカ製品としては、以前eイヤホンが紹介したワイヤレスヘッドホン2選(ATH-S300BT・MOMENTUM 5 Wireless)や、ノイキャンを追加したATH-SQ1TW2NCも紹介している。従来型の密閉ANCヘッドホンとの違いを知りたい方は、Bose QuietComfort Ultra Headphones (2nd Gen)のレビューと読み比べてみるのもおすすめだ。

こんな方におすすめ・不向き

✅ こんな方におすすめ

  • 密閉型ヘッドホンの圧迫感・蒸れが苦手で、開放型の自然な聴こえ方を保ちたい人
  • 自宅やオフィスなど、周囲の会話には気付きたいが生活ノイズは減らしたい人
  • 長時間装着しても疲れにくい、軽量で通気性の良いヘッドホンを探している人

⚠️ こんな方には不向き

  • 電車移動など、音漏れを気にする環境で頻繁に使いたい人
  • 密閉型ANCのような強力な遮音効果を期待している人
  • 39,600円という価格に対し、開放型ANCという新しいカテゴリーにまだ懐疑的な人

ATH-AL5NCの価格をチェック

ATH-AL5NCの価格は、メーカー公式の発表で39,600円(税込)。楽天市場のオーディオテクニカ公式楽天市場店でも同額で販売されており(2026年9月19日時点)、メーカー公式の販売価格と同額で、上乗せは見られない。

💰 楽天市場での価格情報

オーディオテクニカ ATH-AL5NC ワイヤレスヘッドホン 開放型 ノイズキャンセリング
参考価格:¥39,600〜(オーディオテクニカ公式楽天市場店)
※価格は変動する場合があります。購入前に販売ページでご確認ください。

💰 楽天市場で他の出品も見る

楽天市場で見る
他の出品と比較したい方はこちら

🛒 Amazonでチェックする

Audio-Technica ATH-AL5NCをAmazonで見る
開放型ノイキャンの価格・在庫はこちら

よくある質問

Q. ATH-AL5NCの価格と発売日を教えてください。

価格は39,600円(税込)、発売日は2026年9月18日です。

Q. 開放型なのにノイズキャンセリングは本当に効きますか?

エアコン音や走行ノイズなど低〜中音域の生活ノイズを低減する設計です。ただし密閉型ANCのように会話や大きな環境音まで強く遮断するものではないため、静寂を求める用途とは目的が異なります。

Q. 音漏れは大丈夫ですか?

専用アプリの音漏れ抑制モードで軽減できますが、開放型という構造上、完全には防げません。使用時は音の聞こえ方が変化する点にも注意が必要です。

Q. バッテリーはどれくらい持ちますか?

Bluetooth接続でノイズキャンセリングをオフにした場合は最大約75時間、オンにした場合は最大約50時間とされています。

まとめ

密閉型のノイキャンを「音を消す技術」と呼ぶなら、ATH-AL5NCのそれは「音を整える技術」に近いのかもしれない。静寂を求める人には物足りず、音漏れも気になる場面はあるが、自宅やオフィスで開放感を保ったまま生活ノイズだけ減らしたい人には、試してみる価値のある一台という印象を受けた。39,600円という価格に見合うかどうかは、自分がどんな場所でどう使うのかを先に想像できるかどうかで決まりそうだ。

本記事はYouTube上で紹介された内容をもとに作成した参考情報です。価格・在庫状況は変動するため、購入前に必ず販売ページで最新情報をご確認ください。

目次